馬体一刀流ブログ~馬体レーティング/パドックより馬体写真で適性を見極める馬体診断/馬体の見方を公開

競馬最強の法則WEBの馬体派予想家武虎のブログ。独自の相馬理論で馬体を数値化した【馬体レーティング】や持続/加速/コース/距離/根幹/非根幹/脚質など【馬体適性】を解説。馬体のみで予想し年間回収率収支プラス中。セリセールや一口馬主、POG向けに相馬眼を養いたい人におすすめ。

馬体一刀流ブログ~馬体レーティング/パドックより馬体写真で適性を見極める馬体診断/馬体の見方を公開


▽今週重賞の馬体診断予想を完全公開▽
bnr3

今週の2歳牡馬のG1<朝日杯FS>の馬体診断を一頭先行で公開。
初見。全体的に、肉厚の皮膚質だが、
上体は、長手緩めなアウトラインにあ
り、ワンピッチの完歩にゆとりが出易
い造りにある。

が一方で、可動自体は標準的、かつ、
重心軸が低めで、四肢の構造も【加速
A型】要素が強めなど。

以上、【万能NL型】で、距離適性は
前走がベター。また、マイルより中距
離あたりの緩い流れも良いだろう。後
、脚質も先行がベターかな。



毎週の<朝日杯FS>全馬の馬体解説は<以下著者コンテンツ>で公開
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▽今週重賞の馬体診断予想を完全公開▽
bnr3

昨日のG1<阪神ジュベナイルフィリーズ>について、本命◎を打った勝ち馬ラッキーライラックの馬体解説を公開


ラッキーライラック
初見。一目見てその首差し伸び、そこ
からの肩口前可動など、振りと懐広さ
が文句なしに素晴らしい馬体。

父オルフェーヴルと言えば、その「前
懐深みが最大の特徴」でもあった馬だ
が、その良さをしっかりと引き継いで
いる。

また、後肢トモ容量もかなりのもので
その上体薄広の骨筋バランスは、ここ
でも群を抜いている。

その分、もう少し四肢の管長さがあれ
ばなと思う。とにかく、典型的【持続
CT型】マイラーをベースとしたチャ
ンピオン系という馬体。

以上、前振りの大きさや可動域という
抜群の強み故、現状、少しそれが諸刃
となりうる未完成な造りではある。

が、今回この舞台に限り、「勝ち馬に
最もふさわしい造りの馬体」と言えば
、他馬にない強烈な良さを持つ本馬の
名を挙げざるを得ないかな。


今回のような2歳G1は、色々と未知数な部分が多い。

ただ、古馬のオープンクラスのG1や重賞レースとは異なり、デビュー後、「たった1勝しただけでも出走が可能」な場合が多い。

それは言い換えれば、

「将来の重賞やG1で活躍する馬」
「生涯1勝や2勝で終わる馬(条件馬)」


この馬たちが「一緒に走るレース」でもある。

確かに、レース前の時点で、「能力」については未知数かもしれない。が、「馬体」に限れば

「将来の重賞やG1で活躍する馬体」
「生涯1勝や2勝で終わる馬体(条件馬の馬体)」


ここには、明らかな違いが見てとれる

今回のように「予想が当たるかどうか」など、結果は、「運や走った馬のおかげ」があってこそだが、とにかく、

馬体的に2歳のG1重賞は評価の優劣をつけ易い

これは言える。

常々、JRA重賞のなかで、マイノリティな距離で行われる<菊花賞>と併せ、2歳の重賞<新潟2歳S>が、<馬体的に最も相性が良いレース>である理由はここにある。


以上、レース自体は観てはいないが、<阪神JF>の結果を眺めて…

「馬体的に乗り方をミスったな!」という一頭は…
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▽今週重賞の馬体診断予想を完全公開▽
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前回の続きを
まず、サラブレッドの馬体を、各パーツ毎、そこにある数多の骨や筋肉それぞれの力学的な構造や役割を一つ一つを学んでいくにつれ、必ず、身に染みてわかってくることがある。

それは、

サラブレッドの「芝やダート、重馬場向き」を馬体で判断するには
<蹄やつなぎ>の形状だけでは計れない≪多くの要因≫が存在する


これが身に染みてわかってくる。いや、むしろ、

サラブレッドの「芝やダート、重馬場向き」を馬体で判断するには
<蹄やつなぎ>の形状よりも≪重要な要因≫がある


前回の例えのような、人間でも
・短距離用<ランニングシューズ>を履いた≪大林素子≫
・普通の<運動靴>を履いた≪イモトアヤコ≫
この二人がトラックで50m走をしたら、おそらくは、「イモトアヤコが勝つ」のではないか。

理由は、いくら短距離向きの<ランニングシューズ>を履いたところで、短距離向きの≪走り方≫をすることのほうが、結果に大きく影響するからだ。

無論、サラブレッドも同じだ。

こうして、「蹄やつなぎでダート馬場適性を判断すべきか?」など、あえて記事を書くこと自体、当たり前過ぎて馬鹿らしいが。

ただ、当たり前だからこそ、今一度ハッキリ言おう。

サラブレッドの「芝やダート、重馬場向き」を馬体で判断するには
<蹄やつなぎ>の形状よりも、≪その馬の走法≫こそがより重要である

残念ながら、この当たり前の判断をしている馬体診断は、巷にほとんどないと言っていい。


では、そもそも、

「なぜ、一般的にダートや馬場適性を馬体から言及する」
Q.<つなぎと蹄>で見極めようとするのか?


その一つ目の理由は、やはり

A1.<つなぎや蹄>でしか判断、言及できないから

馬体をみて、<つなぎや蹄>の形状の違いはわかる。が、明らかに「重馬場が向かない走法や馬体構造」の馬がいても、≪走法に影響する馬体の仕組み≫を全く理解していないため、言及しようがない。また、そもそも、それが重要だとも認識すらしていない。


また、同じ「走る」ことを見極める上で、人間ではできても、こと競馬サラブレッドとなると、全く視野が狭くなり、その業界の刷り込み(常識)にとらわれてしまう。

つまり、二つ目の理由として、

A2.<つなぎや蹄>で判断という刷込に縛られている



他にも、サラブレッドの≪馬体の仕組み≫そのものを学ばず、ただ、ネットや書籍などで転がっている「つなぎが○×△の馬はダート向き」などの相馬の解説をみて

A3.馬体を文字面でしか学んでいない

この理由もあるだろう。

サラブレッドの馬体は決して「数式」ではない。仮に、相馬の解説で

「A⇒X」と記述があるからと言って
「Aという特徴の馬体パーツがあれば⇒X向きだ」など

そんな単純に公式が成り立つ話ではないのだ。


以上、戦後数十年、競馬が新聞や雑誌、テレビ、そして今ではネットなど、公に情報が公開されるようになり、数多の著名人や競馬関係者(元調教師や騎手、トラックマン、予想家)などが、馬体ノウハウや馬体診断をしているなかで、この当たり前の判断をしている馬体解説がほとんどないという事実を甘くみてはならない。

何度も言うが、いかなる優れた相馬眼の持ち主だろうと

ありのまま「馬体を見極める」ことは
人であるがゆえに「心理的に」非常に難しい



最後に、あなたが「馬体を見極める上での心理的な問題」をクリアしているならば、

<つなぎと蹄>でダートや馬場適性が判断できる
<つなぎと蹄>はダートや馬場適性に影響する一要因である

この二つ言葉の意味するところは、似て全く異なることがわかるはず。

次回は、馬体からの「ダートや馬場適性の向き不向き」の見極めについて、もう少し突っこんで綴ってみたいと思う。一先ず↓↓↓


Q.「ダートや馬場適性」で<つなぎ蹄>以上に注目すべき馬体パーツは
A.まずその一つはここだ⇒⇒人気ブログランキングへ

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